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- 歴史を見てきた妙義山
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2007.01.11 Thursday
群馬県から長野県へ行くには、碓氷峠(碓氷バイパス:国道18号線)が一般的です。標高1000mに位置する軽井沢地域の路面は、冬期間は日中でも凍結状態になることが珍しくありません。画像は冬の風物である冠雪の浅間山です。山頂に降り積った雪を覆うように浮かぶ噴煙は、冬晴れの空に溶け込むように風に任せてゆらいでいます。
降り積った雪は春になるとゆっくりと溶け出して火山岩の隙間から地中に染み入ります。火山灰に覆われた山腹は、雪解け水を貯水するダムとなり伏流水として地表へ現れます。中腹の沢を下に向かって歩くと、やがて地中から染み出した水によって色濃くなり沢川となります。