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儲かる農業システム
3月上旬のいちご(とちおとめ)
上段で収穫、下段で育苗中

 いちごの栽培方法は、数々の方式があります。新規にイチゴ栽培を始める人も周辺の農家の栽培方法と同じだから安心感があるのか、結果的に自ら選んだ栽培方法が一番だと思って取組む農家が一般的であると思います。
 高架設栽培を導入しているハウス内のイチゴの状態です。春先を迎えて、3番果の収穫を行っています。次の花芽(クラウン)も既に活動しています。イチゴの葉は、小ぶりで、肉厚、輝いています。病気にかかった苗はありません。このハウス内で病気に犯される苗を見たことはありません。果実は硬く、甘味と酸味のバランスが取れて、果形も揃っています。3月に入り、2L〜3Lが多くなりましたが、6L〜7Lを収穫することもできます。糖度は11〜12度と若干低下していますが、食味は劣っていません。
 下段では、次の苗を育苗しています。こちらの苗も収穫中の苗と同様しっかりとしています。畑の有効利用は、コストの低減となり収益率を向上させることになります。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 12:07
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新規就農
 農林水産省は、雇用対策の一環として、就農希望者を1000人程度見込んでいるようです。これらの希望者を受入れる農業法人などに対して、助成金を予算化する方向で調整しています。農業の場合、新規就農者を受入れる側での即効的な販売高増加を見込むことは、容易ではありません。農業に関する指導を行いながら、仕事を行うことは、経営者に負担がかかります。作業上のポイントを教え込み、理論を説いていかなくてはなりません。将来的に独立する希望がある場合は、お互いに信頼し合うことが大切です。
 一般的な農作業の場合は、作業時間の大部分を除草作業に割かなくてはなりません。新規の就農希望者が、そのことに対する理解をしなければ、不満が積み重なってしまう危険性があります。除草剤などを用いない農業に取組んでいる場合は、さらに負担がかかります。
 農家サイドでは、政府から助成金などが出るとしても、新たな負担(時間的、金銭的)が増加することに変わりありません。先進的な農業技術を1年程度の短期間で実につけることができるか疑問を感じてしまいます。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:59
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就農へチャレンジ
 突然?襲った金融不安は、非正規労働者の削減、正規社員の人員整理の流れを作り、社会問題となっています。リストラは、企業の生き残りをかけた流れを受けて増加しています。労働環境の悪化は、自動車や電機、建設、製造業などの限られた業種に限られた状況ではありません。人員整理を行う業界は、大手企業から中小企業など社会全体に広がっています。仕事が激減した企業は、人員削減により固定費などを圧縮し自己資本比率を高めて危機を乗り越えようとしているようです。長きに亘り熟練された技術を持っている人でさえ、リストラ対象から外れることはないようです。リストラを実施している企業は、消費の低迷や将来における不安などによる買い控えを危惧するとともに製品、商品の受注が極度に減少をしていることなどを理由として挙げています。リストラ対象とされた人の中には、元の職場などへの復帰を期待している方もおられるようですが、経験を生かせる職場を確保することは困難な状況のようです。
 農業に携わる人数が減少傾向にあり、耕作面積も減少していることなどが影響しているからでしょうか。政策上の規制緩和など、新規就農者を農業の世界に迎え入れる環境が整ってきているようです。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 21:03
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栽培システムについて
11月中旬の苺
12月中旬の苺
苺が色づいています。糖度が15度になっているそうです。

 従来型の水耕栽培、土耕栽培とは異なるシステムを採用した高架栽培の苺ハウスで、順調に生育が進んでいます。葉肉が厚く輝いています。栄養が十分に行き渡り、光合成が順調に行われているようです。コンピュータープログラムで管理を行っているので、栽培をする上での作業時間が軽減されています。労働力の軽減、作業中における腰への負担軽減、施肥管理など作業や栽培環境が整っているシステムは、一般的な栽培方法における常識を超えているものです。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 10:20
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売れる農産物
 小売店は、他店との差別化を出そうとしてあらゆる方策を講じています。価格優先、品質優先、産地優先、生産者優先、味優先など条件を絞込みオリジナリティを出します。特にこだわっている小売店の中には、農家に対して栽培方法を取り決めて委託し、他店では真似のできない商品構成をしているケースも見受けられます。こうした小売店は、消費者に対して商品提供を行う場合、陳列棚に商品を並べるだけでなく、商品に関する情報提供やレシピの提供など、積極的なPRを行い顧客満足度を向上させています。
 レストランなどの飲食店は、仕入先業者に対して完全なおまかせをしている店や、低価格、品質、産地など優先事項を支持して注文を出している店があります。八百屋などに任せるだけでなく、栽培農家が近くにあれば、自ら畑に出向いて確認して直接購入する飲食店もあります。農家に対して、購入したい農産物を要望しているところもあるようです。農産物を自ら生産し、調理し、顧客に提供しているレストランもあります。
 農家は、購入する側の要望に応えることで、販路を確保し、高収入の道を歩むことにつながります。購入する側の要望を的確に掴み、農家に伝えることで差別化を図ろうとしている小売店は、顧客の支持を受けることが可能となります。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:56
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生き残れる農業
 経済的に立ち行かなくなってしまえば、農業を継続することはできません。日本の農業が競争社会に巻き込まれました。政府が価格を統制する時代が、日本の農業の方向性を決めてきました。最も栽培されている米は、自由な売買を規制されてきました。収穫量を増大させることが優先されてきた結果、米余りが社会問題となり、米の栽培面積を減少させて、他の作物に転換した農家に転作奨励金としてお金を出してきました。 時代の流れと共に農家の生産意欲は大幅に低下し、農業収入だけでは生活できない農家が増加し、農業は衰退の道を歩んできました。農業就業人口は減少を続け、耕地面積も減少を続けてきました。農業は魅力のない産業となり、後継者不足と農家の高齢化を推し進めてきた結果、自給率の低下が社会問題となりました。
 政策転換を急ぐ政府は、どのような方向性を示してくるのでしょうか。農地の地目変更を厳しく規制して、企業も農地を借り受けることができるとの方向性が出ています。農業と関係のない会社が農業生産に参入するということは、農業経験のない会社員が、社命により農作業に従事することになります。農業は、資本の回転率の悪い産業です。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:59
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水素イオン濃度pH
 作物は、色々な環境に併せて多くの種類の中から選定されて栽培されています。栽培しようとする地のpHが、栽培する作物の適正範囲外である場合には、土壌改良材で改善します。ほとんどの土は、酸性土壌と呼ばれている領域にあるので、いかにしたら中性又はアルカリ性へと移行させることができるかが課題となります。通常栽培は、多くの場合石灰成分の投入によって改善されています。石灰を使用すれば、急速な改善をすることができます。目的を達成するための近道は、後々の弊害を起こしてしまうことは無視されがちのようです。特に石灰窒素を投入すれば、pHの上昇と同時に土壌の殺菌ができることから、重宝されてきた方法です。
 有機質主体の栽培を行う場合は、こうした方法を採らずに、アルカリ成分を含んでいる貝類の使用をしています。pHのアルカリ化と同時に、土中の微生物を殺してしまう方法を避けようとするからです。また、急激な変化よりもゆっくりと変化していく方法を採る場合が多いようです。地球的と言うか、自然会の変化と歩調を併せようと言うべきか、ゆっくりとした変化を好んで用います。急激な改善によるデメリットは、次第に土を固めてしまうことや、微生物の生息圏縮小を起こしやすいことなどです。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:59
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嫌気性菌の繁殖
 土の上に出ている部分の変化は、比較的見落とすことが少ないようです。見つけてから対処するのでは、手遅れになってしまうことが多くなってしまいます。それでも、対処ができれば致命的な状況を回避することも可能です。
 土の中で起こる病気は、症状が見えてからでは手遅れになることが多く見られます。原因の多くは、嫌気性菌です。既に、作物の収穫が始まっていたり、収穫間近になれば手のつけようがない状況になっていると考えた方が妥当であると考えられます。
 こうした現実を考えると、土壌消毒により対策を講じる農家の気持ちも理解できます。かといって、土壌所毒を実施すれば全てが解決するわけではありません。病原菌とともに作物に悪影響を与えない良性な菌も同時に殺してしまうため、悪性病原菌の進入が容易となることになります。
 作物を犯す菌としては、カビ菌である糸状菌が代表的な害菌として挙げられます。放線菌よりも糸状菌の方が、土中に生息している数が多いため、農作物の敵として活動します。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:59
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省力と省略
年中行事

 雪が降る前に、全てのぶどうの樹を稲わらで包みます。愛情と手間をかけて行われる作業です。こうした準備を怠れば、樹を凍死させてしまうこともあります。暖冬になってきていると言っても、一日でも氷点下を大きく下回る日が予測できます。その対策として、欠かすことの出来ない作業です。わらを巻く作業時間を短縮させる機械化の導入や、作業時間の省力化につながります。わらを巻かずに省略すると、致命的な結果を招いてしまうことがあります。省力と省略は大きな違いです。
author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:59
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農地の環境について
 農地は、栽培する作物によって適地であったり不適地となります。栽培する作物の選択が優先する場合には、不適となる要素を取り除き、適地となるような対策を講じる必要があります。例えば、周辺部が水田であったり、元々湿地帯を農地として転換した耕地は、水田として利用するには大きな問題は起こらないと思われますが、畑地としては不向きとなることがあります。地下水位が高くなりやす状態で、水切り栽培を目指す作物の導入を行うことは、リスクが高まります。地下水位が高いということは、根が容易に水分を確保することができることになります。このような場所は、排水条件が悪い場合が多く腐敗菌なが繁殖しやすい環境になりやすいからです。
 恒常的に湿っている状態が続く場合の対策としては、耕地の周辺に暗渠を伏せこんだり、深掘りの溝を作ったり、防水シートで防いだり、耕地内の盛土や高架栽培などで抜本的な対策を講じることになります。乾季での被害は最小限となることも考えられますが、降雨が続く年は致命的な被害を受けてしまうことが懸念されます。水害によるリスクを克服するためには、多くの投資が必要となります。当然のことですが、投資に見合う作物を導入しなくてはなりません。他の好条件地で栽培される作物との価格競争にさらされることを視野に入れての選択となります。
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author:せいラボラトリ, category:農業をはじめよう, 23:59
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