- スポンサーサイト
- ハト麦の種子
- うるち粟の乾燥が終わりました
-
2008.12.16 Tuesday
うるち粟は、長野県の精神障害者通所授産施設にて栽培されたものです。気象条件等、予期せぬ悪条件下にも係わらず、収穫にいたりました。運営管理に携わっておられる先生方のご苦労に対しまして、心より敬服すると同時に感謝申し上げます。
ポジティブリスト制の対応でもあります残留農薬の分析は、株式会社食環境衛生研究所に協力して頂き、残留農薬がないことを確認いたしました。分析を行う最大の理由は、アレルギーなどでお困りの方々に食べていただくために栽培しているものだからです。栽培地は、除草剤を含む一切の農薬を使用しておりませんが、遠くの田畑で散布された農薬などが、風に運ばれる(農薬ドリフト)ことも考えられたからです。お問い合わせは、こちらのメールフォームにてお願いいたします。
- 収穫することができたうるち粟
-
2008.11.05 Wednesday
異常気象の影響下において、栽培管理者の想いが通じて、うるち粟の穂首が重そうに垂れています。播種後の過乾燥は、発芽を遅らせ、数回に亘り蒔きなおしました。種子の確保も困難な状況かもしれないと憂いていましたが、時期が来たときに一斉に発芽をして本日を迎えることができました。うるち粟の実は、硬くしまっているのを確認して収穫されます。収穫された粟は、屋根の下で乾燥させます。本年収穫された粟は、次年度の種子として回すものを除いて試食用として用いる予定です。試食対象者は、アレルギーやアトピーで悩んでおられる方ですが、美味しく食べられるような工夫をプロに委託する予定です。
- うるち粟の種子
-
2008.07.18 Friday
雑穀として分類されているうるち粟の種子です。健康食品、アレルギー症状を起こさない食品として脚光をあびている食品です。うるち粟を含む雑穀に対する登録農薬などは一切ありません。栽培をするには、完全に無農薬で栽培する以外に方法はありません。雑穀の生産は、雑草との戦いになります。米麦などと比べれば生産量も少なく、栽培をする人もほとんどいないようです。雑穀は、主に中国からの輸入に依存してきたため、数々の事件を契機に国産の雑穀に目が向けられるようになりました。しかし、国内で栽培を行うには、多くの課題があります。米作農家は、近所で雑穀の栽培を行うことを嫌がります。機械化をすることも、除草剤を使用することもできません。長年栽培されることがなかったため、栽培経験を持つ人も少なく、道具類も博物館などで見られる程度の希少価値的な存在になっています。